アンチの非日常的日記

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美月先生の『徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書』

徹底攻略 ネットワークスペシャリスト 教科書 平成25年度 (ITプロ/ITエンジニアのための徹底攻略 Tettei Kouryak)徹底攻略 ネットワークスペシャリスト 教科書 平成25年度 (ITプロ/ITエンジニアのための徹底攻略 Tettei Kouryak)
(2013/02/22)
株式会社わくわくスタディワールド 瀬戸美月

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“和泉のタント”名義でアマゾンにレビューを書いたが、この本の良さについて書ききれていないので、少し補足的なことを書こうかと思います。

*《》で括られているのは、本書からの直接の引用である。

   本書は文字通り、IPAが行っている情報処理技術者試験のネットワークスペシャリスト試験(以下「NW」、と言う)のテキストである。情報処理技術者試験の本では、一般的にはテキストと問題集が分かれる傾向にあるが、本書は両者が一体となっており、本書を用いることで、INPUT(学ぶこと)とOUTPUT(問題をやること)とをバランス良く行うことが出来る。とはいえ、本書だけではNWの過去問を少ししかできないので、その他の問題集(たとえば「ネスぺ23 本物のネットワークスペシャリストになるための最も詳しい過去問解説と合格のコツ」や各種過去問題集など)で補う必要はある。過去問演習は最低3~4年分はこなしておいたほうがよいというのが、NWの心得みたいなものなので、それはきっちりこなした方がよいだろう。

  さて、NWを勉強する上で、最も役に立つのは《実務だけではなかなか身につかない、プロトコルなどの仕組みやネットワークの原理に関する知識を得ることができるので、業務でも応用がきくように》なること、である。合格率は決して高い試験ではないので、やみくもに勉強しても通る試験ではない。本書では、合格のポイントとしてNWを受ける上での必要なことが触れられている。《自分の現状を見て、ゴールまでに必要な勉強を考え、それを実践していく》ことができれば、合格は近い。シラバス等だけ見ると、試験範囲が広すぎて嫌になるが、本書では出題傾向に合わせて整理してくれているので、そんなことはなくなった。

  今までのNW対策本は、INPUTするための知識が古すぎたり、情報量が少なすぎたりして、初学者向けのものが余りなかった。本書はそうした状況を打破する力作である。たとえばベーシック手順やHDLC手順といった、古典的な論点には触れていない。確かに午前問題での出題可能性はなきにしもあらずだが、午後試験で問われることがないので、今では使われていないプロトコルの知識などはばっさり切り捨ててくれている。また、詳しすぎず、なおかつ略しすぎず、試験に必要な知識などを整理してくれていて、利用者が辞典的に使うのにも便利な索引ももちろんついている。

  ただ、一つ補足して言えば、わかりやすくしているので、プロトコルの詳細な知識まで書ききれていないので、プロトコルの基礎的な部分は本書で確認して、詳しいところはネットや他の書籍を活用して知るのが良いだろう。そのためには「マスタリングTCP/IP 入門編 第5版」等の書籍が役立つと思う。

 情報処理技術者試験を受けるメリットなどについてもまた書きたいと思う。
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